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ケース1 任意後見・死後事務70代、一人暮らしです。今の生活に問題はありませんが、今後認知症になった場合や、死後の事について、頼れる人がいないと不安です。

将来の判断能力の低下に備え、任意後見契約を締結するという方法があります。 成年後見制度には、本人の判断能力が低下してから家庭裁判所が後見人を選任する法定後見と、判断能力があるうちに本人が契約する任意後見があります。 任意後見では、どなたに後見人になってもらうか、一人暮らしが難しくなった場合にどのような施設に入り...

ケース2 成年後見高齢の親が認知症になって施設に入所することになりましたが、施設費を捻出するため、実家の売却を進めたいです。

ご実家の所有者が高齢の親御さんで、その親御さんが認知症で判断能力が低下している場合、成年後見制度を利用しないと、ご実家の売却は進められません。家庭裁判所への成年後見の申立てを検討しましょう。 成年後見の申立ては弁護士が代理ですることもできますが、自治体の窓口でも、相談に乗ってもらったり、申立書の作成を...

ケース3 遺言夫は5年前に他界しており、私が死んだ場合には、長男と長女が相続人となります。資産家というわけではありませんが、自宅と、貴金属がいくつか、あとは預貯金や株式などがあります。遺言書を作成する必要はありますか?

遺言書を作成する意味 遺産の中に、相続させたい相手が決まっている不動産や、財産的価値のある貴金属、株式などがあるのでしたら、遺言によって、誰に何を相続させるかを決めておくことが、お子さんたちを争いから守ることになります。 遺言書の作成方法 遺言書の作成方法のうち、よく使われ...

ケース1 離婚原因夫と離婚したいと思っていますが、話し合いをしようとしてもはぐらかされてしまいます。ちなみに、私が離婚を望む理由は、性格の不一致です。このまま今の生活を続けなければならないのでしょうか?

離婚の際に決めなければならないこと 婚姻届を提出すればいいだけの結婚と違って、離婚をするためには色々と決めなければならないので大変ですよね。特にお子さんがいる場合には、親権や養育費、面会交流について決めなければなりません。夫婦で分けなければならない財産が多くある場合も、話し合いは大変だと思います。離婚...

ケース2 親権離婚をする方向で夫と話し合っています。私はこれまで専業主婦として育児をしてきましたので、子どもと離れて生活をすることは考えられませんが、夫には、経済力のない私は親権者にはなれないと言われてしましました。私が親権者になることは無理なのでしょうか? 

親権とは 未成年の子がいる場合、夫婦のどちらが親権者になるかを明記しなければ離婚届は受理されません。離婚後に決めることが許されているその他の問題(養育費、面会交流、財産分与、慰謝料、年金分割)とは、重要度が異なるのです。ちなみに、親権者とは、未成年の子を養育監護し、財産を管理し、子を代理して法律行為を...

ケース3 面会交流離婚後の元夫と子どもとの面会交流で悩んでいます。子どもの親権者は私ですが、元夫から「もっと頻繁に会わせろ」などと無理な要求が来て、もうやり取りをするのもストレスです。

なるべく対立しないで話し合いを 別れた相手と、離婚後にも細かい連絡調整が必要なのはストレスですよね。とはいえ、離婚して夫婦は他人になっても、子どもにとっては2人ともずっと親。子どものためにも、なるべく工夫して交流を続けたいですね。 当事者どうしでは話が進まない場合は、離婚後でも家裁の調停...

ケース4 財産分与私は専業主婦ですが、離婚のときに財産分与として夫の財産の一部を請求できると聞きました。もう協議離婚してしまったのですが、今からでも請求できますか?

財産分与とは 財産分与とは、結婚している間に夫婦の間で増えた財産について、それがどちらの名義であろうと、原則2分の1ずつ分配して清算するものです。夫婦として暮らす中で増えた財産が「共有財産」といって対象になるため、結婚前に得た財産や相続財産、そして別居後に得た財産などは含まれません(特有財産)。不動産...

ケース5 DVからの避難今まで夫のDVをずっと我慢してきましたが、もう限界です。夫から逃れる方法はあるのでしょうか。

まずは安全確保 第1段階としては、安全の確保が何より重要です。一時避難または別居して法的手続きを取りましょう。自治体や警察に相談しても避難の支援をしてもらえます。 保護命令 もし身体的暴力やひどい脅迫があって、今後も身の危険がある場合は、保護命令の申立てができます。保護命令...

ケース6 モラハラ夫は、殴ったりはしないのですが、「こんなこともできないのか!」などとすぐにキレて怒鳴ったり、長時間説教されたり、何日も無視されたりします。これもDVですか?

精神的DV(モラハラ)とは それは精神的DV(モラハラ)の典型です。身体的暴力がなくても、深刻な被害を受けている方は少なくありません。例えば、被害を受けている方は次のような状態になります。相手に対して恐怖心が消えず、そばにいるだけでびくびくしたり、話しかけられるとドキッとしたり、相手が帰ってくる時間に...

ケース7 不貞慰謝料請求夫が職場の女性と交際していることが分かるメールを見つけてしまいました。不貞相手に対して慰謝料を請求したいです。

不貞慰謝料請求とは 夫婦の一方が、第三者と性的関係を持った場合には、配偶者の権利を侵害する不法行為となりますので、不貞行為をした配偶者に加えて不貞相手も慰謝料を支払う義務を負います。 不貞相手に対し慰謝料を請求するには、その相手が誰か分かっていることと、性的関係を示す証拠が必要です。ご相...

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